1.最近、サン・グループ所属の藤本昇特許事務所に「警告された」あるいは「警告したい」との知財紛争事件の相談が増加している他、ネットスには警告されたので相手方の特許権や意匠権等を無効にする資料を調査して欲しいとの依頼が多発しています。2.この種知財紛争が増加している要因としては下記ケースが主たる要因と...
1.最近、サン・グループ所属の(株)ネットスに対し、特許・実用新案・意匠・商標の海外調査が急増している。 この背景には、グローバル化経済活動の中で企業の海外進出が進行し、それに伴って企業の海外でのリスクマネジメントの重要性が経営者に益々危機として高まっていることが最大の要因である。 例えば、最近中国...
1.最近の不競法違反事件 最近、私の方に不正競争防止法(以下不競法という)違反で警告されたとの相談が企業から多発している。 特に、不競法違反事件として多いのは、不競法第2条1項1号と同3号の規定についての違反事件である。 まず、この1号と3号の規定の趣旨について概説し、その後具体的な対策とリスク予防...
※デザインの保護戦略(1) 我が国意匠法は、物品の外観形態を意匠として保護するものであるが、ヨーロッパ意匠法は物品に限定することなく意匠として保護しているように国によってデザインの保護対象や保護手段が異なる。 特に物品のデザインは模倣され易いため、その出願前の保護戦略が重要であると同時に意匠を理解...
最近の電気業界に見られるように企業にとって、グローバル経済の中で極めて厳しい経済状況下に追い込まれている業界もある。 一方、自動車業界のように景気が回復して高収益をあげている業界もある。 今後、企業が内外での経済活動を行うに際し、事前に多角的見地から危機管理対策を実行しなければ企業活動に大きな障害...
1.背景 最近の経済活動は、正にグローバル化が進行し、各企業とも海外への進出を強化している。 経済のグローバル化が進行するとそれに従って国際的な知的財産法に関する条約や協定等が締結され、これが我が国の国内法の改正動向となっている。 このように最近の経済動向は正に企業の知財活動を大きくグローバルに変化...
2012年4月スタート、各企業も新年度の知財計画の実行が始まったところであると思う。 しかるに、最近、私及び事務所・ネットスに相談が多い案件は、企業の海外進出や海外戦略に伴う、海外での知財の保護と模倣対策並びに企業のリスク回避策にある。 さらに、私、個人への相談として最近多いのは、権利の活用戦略と...
1.はじめに 最近の企業活動のグローバル化の中で、新興国への進出が益々顕著化する傾向にあります。 大手企業のみならず中堅・中小企業の経済活動もグローバル化の潮流の中で生存していかなければならないのが現状であります。 しかるに、企業の新興国への進出において経営戦略上、もっとも重視しなければならない要素...
サン・グループは、本年度の新戦略として従来より、より一層グループの総合力と魅力と強みを強化し、企業のグローバル化による多様なニーズを支援強化します。 サン・グループの主たる強みは下記点にあります。(1) 知財のワンストップサービス 知財の教育(パトラ)から特許等知財情報の調査・分析(ネットス)、さ...
2011年度の円高傾向は、本年度さらに進行するおそれがあるとともに日本国内の市場の縮小化等複数の要因によって日本企業は益々グローバル化に対応しなければならないであろう。 一方、知的財産分野においても、日本、米国、ヨーロッパ、中国、韓国の5ヶ国を中心とした知財のグローバル化が進行し、国内法の大改正が...