企業にとって厳しい経済環境の中で、企業が成長する源泉はやはり人材である。 一方、企業が成長するには新たな技術やデザインの開発によるオンリーワンの製品を販売すること、あるいは独自なビジネスモデルを発想することにある。 しかしながらこのような独自な技術開発やデザイン開発、ビジネスモデルの開発も全て人間...
最近の円高や株安の影響は、輸出関連企業のみならず日本経済をより深刻化させている。 一方、中国等の新興国の台頭や日本企業の海外進出化は、益々企業の生き残り戦略をかけた競争の激化を増強させている。 このような時代において、日本企業の多くは生き残り戦略として目先の利益追求に流れている。 しかしながら、企...
最近、不正競争防止法第2条1項3号のいわゆる商品の形態模倣についての紛争事件が多発しているため、企業、特に中堅中小企業の商品開発者にとっては要注意である。 不正競争防止法第2条1項3号の商品形態の模倣とは、「他人の商品の形態(当該商品の機能を確保するために不可欠な形態を除く)を模倣した商品を製造、...
2010年5月21日、政府の知的財産戦略本部は、「知的財産推進計画2010」を発表したが、その中で下記3つの戦略及び重点施策について提言している。※戦略1 国際標準化特定分野における国際標準の獲得を通じた競争力強化 今後、世界的な成長が期待され、我が国が優れた技術を有する産業分野を、「国際標準化特...
最近、企業内における研究・開発部門と事業部門と知財部門との三位一体による知財戦略の必要性が叫ばれているが、現実の企業、特に大手企業ではあるが知財部門が10名前後の企業(知財の中小企業と私は命名している)にとっては必ずしも上記三位一体の本質が機能していない。 ここで三位一体の必要性の本質とは、企業活...
最近のように企業間競争が激化し、経済環境が厳しい時代に突入すると、企業における人材の重要度が益々高くなる。 先見性があり、能力のある人材が企業内に占める比がどの程度なのか、その比が高い企業程、成長力のある企業として評価できる。 特に、知的財産に関係する、研究、開発部門や経営企画部門、さらには知的財...
企業にとって特許情報は技術的、法的に極めて重要な情報にもかかわらず、十分に活用されていないのが現状ではなかろうか。 最近では大手企業では知財情報部門を設置している企業も存在するが、未だわずかな企業数である。 最近の特許情報は電子化されて自らのパソコンで利用できる等、極めて利便性が良いにもかかわらず...
2010年度の企業環境も厳しい状況下にあるが、その中でも中国等経済が著しく発展している新興国への進出や取引によって成長している日本企業も多数出現している。 しかるに、これら新興国への進出企業において、最も悩みの種は、進出国における模倣対策や侵害予防対策である。 私共の依頼企業においても中国やインド...
新年あけましておめでとうございます。 2010年度の幕開けとなりましたが、本年度も一部の企業を除き、企業の経営環境は厳しい状況下にあります。 このような企業を知的財産分野において強力にサポートするサン・グループの本年度の知的財産戦略のテーマは、「その企業にそった有益且つ高度な知財戦力を提供し、その...
2009年度は、リーマンショックによるアメリカの金融不況に端を発し、世界同時不況に突入した結果、日本企業も未曾有の不況下に落ち込んだ。 このことは、企業の経費の大幅な見直しやリストラ等企業経営に与える影響は極めて深刻化を増し、これが企業の知的財産分野への活動にも大きな影響を与えることとなった。 具...