1.はじめに 最近の企業活動を外部の弁理士として捉えると、第1に企業のグローバル化による海外進出の顕著化、第2に海外でのM&A等海外企業の吸収・合併、さらには提携化、第3に海外における知財リスクの増加、第4に海外における技術・デザイン・ブランドの保護対策、第5に海外企業対策としての国内企業間の連携(...
1.私は6月から9月迄このコラムを休みましたが、その理由は全身の関節の神経との痛みによるもので、腕や足、さらには手の指等に激痛が発生し、ほとんど睡眠もとれない日々が1ヶ月以上も続き、事務所も8月と9月はほとんど休まざるを得ませんでした。 この頃は、神経の痛みとの闘いによって、自分の気力や精神力も時に...
サン・グループ所属のパトラは、本年7月18日にPBS(パトラビジネスセミナー)を開催します。 セミナーのテーマは、商品(製品)の包装(パッケージ)と法的諸問題である。 該セミナーの着眼点は、企業にとって商品の包装形態としての容器、袋、その他各種包装表示が法律、特に知的財産法上いかなる問題があるのか...
サン・グループは、藤本昇特許事務所と株式会社ネットス及び株式会社パトラの三社からなる知財のプロ集団でありますが、他の特許事務所や調査会社と異なり三社が有機的に一体結合して依頼企業に独自で、高度・高品質な業務を提供している他、総合力によって依頼企業の知財業務や知財の諸問題を経営的観点からサポートして...
1.企業活動のグローバル化 最近の日本企業は、欧米のみならず中国等のBRICS、さらにはベトナム、インドネシア、タイ、ミヤンマー等のアセアン諸国の新興国に工場等の生産拠点をシフトしている他、新たな市場として進出を強化する傾向にある。 このような企業の動向は、国際法務、特に知財法務の点から多様な問題が...
1.知財の中堅・中小企業と知財戦略 知財の中堅・中小企業(大手企業であっても知財担当者が数名の企業を含む)にとって、知的財産を活用して成長している企業も数多くある。 中堅・中小企業程製品化(実施化)に直結するケースが多いため、知的財産の保護と活用、さらには製品の模倣防止対策がより一層重要である。 大...
1.内外国の特許・実用新案・意匠の調査やこれら知財情報の分析あるいは知財情報の評価等を行う、サン・グループ所属の株式会社ネットスに対する各企業からの依頼順位を昨年度一年間で付すると下記のとおりである。第1位は内外国の侵害性調査依頼第2位は外国の知財情報の調査依頼第3位は技術動向分析調査依頼第4位は競...
本年度は、日本経済の運命が問われる重要な年で、特に企業活動が益々グローバル化する中で、サン・グループは本年度「新生サン・グループ」と命名して、企業のために新たな知財戦略を構築しましたので、その大綱を発表致します。1.サン・グループの総合力強化 サン・グループは、藤本昇特許事務所を中核とし、(株)ネ...
2012年も最終月となりましたが、本年度スタート時点で予想していた主要な課題が急スピードで到来してきた。 そのうち主要な課題としては、①企業活動のグローバル化への加速による、各国への特許・実用新案・意匠・商標の出願増にある。②企業間競争による知財活用の加速によって企業間での知財紛争が内外国とも増加...
平成23年6月に特許法等の一部改正法が公布され、平成24年4月1日から該改正法が施行されました。 今回の改正の目的は、権利者保護、紛争解決制度の改善、出願人の利便性にあり、その主要な改正項目と実務上の注意点は下記のとおりである。第1 通常実施権の当然対抗制度の導入 改正前は通常実施権は登録しなけれ...