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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]サン・グループの2014年度の国際知財業務戦略

2014年01月07日

 あけましておめでとうございます。

 2014年度の幕開けは、大変元気で体も回復し、本年度から新生サン・グループとして新たな国際改革を断行致します。

1.企業活動のグローバル化への強力な対応

 中国からさらにアセアン諸国、中東諸国等企業活動は正に国境なき地球規模的活動にある。

 このような状況下においては、例えば知的財産分野においてはミャンマー等のように知財法が整備されていない国々も多くある。特に運用面においては著しく先進国に遅れている。

 サン・グループは、このような状況下においてもこれら新興国における最新の情報や現地代理人情報をいち早く入手(又は現地訪問)して企業に提供していますが、さらに本年度はより一層タイムリー且つスピーディーに企業に提供します。

2.サン・グループの国際業務の高質化とスピード化

 サン・グループのネットスでは、中国に特許等の調査会社を保有(提携)している他、多数の新興国に対しても侵害性調査等の企業のリスク対策を高度に行っている。

 一方、事務所では各国への出願による権利化や模倣防止対策等を現地の有力な弁護士・弁理士と提携して行っています。

 本年度サン・グループはより多くの国の代理人と提携すべく現地訪問を行う予定である(現在65ヶ国と提携)。

 一方対内的にも、国際に関する特許弁理士や意匠弁理士、商標弁理士が各部門に配属されていますので非常にレベルの高い外国出願等の実績があり、さらに多くの国際企業から高く評価を得ています。

3.国際紛争・交渉事件等について

 上記のように数多くの国の有力な現地代理人と提携していますので、中国等の商標ブローカーや米国等のパテントトロールに対しても現地代理人と十分な意思疎通を図りながら依頼企業のため最大且つ最善の結果を得るよう努力しております。

 特に昨年度末には重要な自社の商標権を安く買い取り交渉が成立しました(日本の有名ブランドが中国で無断で登録されたケース)。その結果日本企業が安心して中国で経済活動が可能となった。

 このような交渉事件は既に数十件成功。

4.国際出願業務の充実化

 最近は、中国等のアジア諸国に限らず中近東諸国やロシア、さらにはブラジル等の南米諸国への出願依頼も増加しており、サン・グループではこれらの諸国において確実に正確に権利化できるよう最善の努力を致しておりますが、その結果これらの諸国においても多数の権利が成立することとなりました。

 今後、益々地球規模で企業活動が活発化しますが、サン・グループは、これらの潮流に対応すべく日々努力致しますので、本年もよろしくお願い致します。

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