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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]本年7月18日の重要セミナーの予告(パトラ主催)

2013年06月30日

 サン・グループ所属のパトラは、本年7月18日にPBS(パトラビジネスセミナー)を開催します。

 セミナーのテーマは、商品(製品)の包装(パッケージ)と法的諸問題である。

 該セミナーの着眼点は、企業にとって商品の包装形態としての容器、袋、その他各種包装表示が法律、特に知的財産法上いかなる問題があるのか、その保護戦略と模倣防止対策、さらには権利行使上の対策についての論点について解説致します。

 講師は、包装業界において40年以上、これらの問題を実務家として経験、実践してきました、弁理士 藤本昇です。

 包装は、大別するとその容器や袋あるいは包装形態それ自体に技術的、機能的特徴があるケースと、包装形態や包装表示がデザイン的に特徴があるケース、さらには包装表示としてのブランドに特徴があるケース等特許、意匠、商標、さらには不正競争防止法との関係等多岐にわたります。

 商品自体は何ら知的財産法上問題がなくても、その商品を包装するパッケージが知的財産法上(特許権・実用新案件・意匠権・商標権の侵害問題が発生し、あるいは不正競争防止法に違反するケース)の問題が数多く発生しています。

 特にパッケージは商品の販売や展示等において極めて重要でもありますので各社夫々工夫されているのが現状です。

 さらに、特許・意匠・商標については調査可能なため、障害となる権利調査は商品の販売前に予め行うのが一般的でありますが、調査の結果これら産業財産権を侵害する権利が存在しなかったとしても不正競争防止法上、違反となるケースが多発していますので要注意です。

 さらには著作権法上、その包装表示が著作権侵害となるケースもありますので、さらに要注意です。

 次に問題となるのは、液体等の内容物のメーカーと、それの包装容器メーカーとは、通常別企業となるため、包装容器や包装のデザイン等を外注する場合、外注先企業との間に知的財産法上の権利の帰属や実施主体等について紛争が発生する場合も数多くあります。

 今回のPBSでは、これらの発生する問題点やそのためのリスク対策、さらには具体的に発生した事件の判例紹介等を行いますので、これらに関心のある企業はぜひご参加ください。

 パトラ窓口は下記のとおりです。
  株式会社パトラ TEL:06-6271-2383/mail:patra@sun-group.co.jp


 ※セミナーのご案内・お申し込みについての詳細は、株式会社パトラホームページの
  『企業必須! 最近の判例解説セミナー 商品のパッケージ形態と法律上の諸問題』をご覧ください。

判例紹介
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