サン・グループは、藤本昇特許事務所と株式会社ネットス及び株式会社パトラの三社からなる知財のプロ集団でありますが、他の特許事務所や調査会社と異なり三社が有機的に一体結合して依頼企業に独自で、高度・高品質な業務を提供している他、総合力によって依頼企業の知財業務や知財の諸問題を経営的観点からサポートしています。

１．グループの総合力

　大手企業から中堅・中小企業まで数多くの企業に対し、知財教育や知財研修等による社内の人材育成事業をパトラを介して実践し、開発段階や経営戦略の一環として競合会社の知財情報の調査や侵害リスク予防調査、ＳＤＩ調査、発明の出願前調査等、企業に有益となる情報の提供をネットスを介して実践し、ネットスの事前調査結果による発明の特許性や意匠の登録性の判断や侵害性の判断、さらには無効の可否判断等を事務所が専門弁理士によって行うことによって、グループ全体でワンストップサービスを提供していることがグループの特色です。

２．特許部の特色

　特許部は、第１、第２、第３部門からなり、各部門は技術分野別に専門弁理士が配属され企業の技術内容を把握できる体制にあるとともに、出願前の発明の評価・検討会（特許開発会議）を企業の発明者・知財部員とともに徹底的に発明を評価して、特許性はむろん特許請求の範囲の画定戦略を実践しているのが特色で、出願１件如の重要性を重視致しております。

３．意匠部の特色

　意匠部の出願件数や紛争件数、訴訟件数の実績は、我が国でトップクラスで各企業から意匠についての業務は高く評価されています。従って出願のみならず審判事件の依頼や鑑定事件の依頼は非常に増加しています。しかも意匠部は７名で且つ意匠専門弁理士が３名所属していることも特色です。

４．商標部の特色

　商標部には、商標専門弁理士が２名所属し、商標調査や商標の類否判断については高品質であると高く評価されています。

　特に商標部は、紛争事件の他、侵害訴訟事件（例えば有名な正露丸事件や餃子の王将事件等）も数多く取り扱った実績があり、商標業界ではその業務が内外国ともに高く評価されています。

５．国際部の特色

　国際部においては、既に64ヶ国に出願した実績があり、しかも現地代理人は実力ある事務所と提携して業務を遂行している他、日英の翻訳は国際部内の特許専門の翻訳者が高品質な翻訳を行っているため、企業からの信頼性は極めて高く評価されている。さらに現地に出向することによって現地代理人との情報交換をも密に行っています。

　さらに特許はむろん、商標出願や意匠出願の外国出願の実績や、商標権の譲渡交渉事件も数多く取り扱っていることも特色です。

６．ネットスの総合力と特色

　ネットスは、既に設立後26年目に突入し、その調査の品質や実績は大手企業から高く評価され、国内では調査能力はトップクラスにあります。

　特に特許調査のみならず、パテントマップやデザインマップの企画・作成等知財情報の分析の経験も豊富で、その内容も経営者から高く評価されています。

　さらに最近では海外の調査依頼が急増し、ネットスのグローバルな調査網によってその業務を遂行しているとともにその調査結果に対する信頼度や安心度は大であります。

　また、2012年１２月には、中国北京に中国調査専門の調査会社インフォストラを現地事務所とともに設立し、急増する中国調査に対応できる体制も確立しました。

７．パトラの特色

　パトラは、サン・グループのクライアントを対象に知財教育や講師派遣等企業の人材教育をメイン業務とし、その教育内容やセミナーテーマ等は極めて企業に有益であると高く評価されています。

　さらに、最近ではグローバル化対応のために国際契約や国際交渉事件等を取り扱う国際法専門家と連携し、各種企業の国際法務にも対応できる体制が確立し、企業からの相談や依頼も増加しています。