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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]サン・グループの総合力の強化と強み!

2012年02月08日

 サン・グループは、本年度の新戦略として従来より、より一層グループの総合力と魅力と強みを強化し、企業のグローバル化による多様なニーズを支援強化します。

 サン・グループの主たる強みは下記点にあります。

(1) 知財のワンストップサービス

 知財の教育(パトラ)から特許等知財情報の調査・分析(ネットス)、さらには知的財産の保護・活用・紛争処理(藤本昇特許事務所)迄、知財業務を一貫して総合的に取り扱うワンストップサービスを企業に提供できる我が国唯一の知的財産のプロ集団で、その総合力は企業から高く評価されています。

 本年度はさらにその総合力を各グループ企業の一体化と連携化によって強化します。

(2) 権利化業務の効率的・高度な支援業務

 企業の技術・製品開発の段階からネットスが特許、意匠等の情報を調査分析し、その調査結果に基づき特許、意匠等を出願するため、権利化業務を効率的且つ高度に行うことができる。ネットスの調査と事務所の出願業務との連携をさらに強化します。

(3) 無効資料調査と無効審判請求の効率化と勝率

 ネットスの内外国調査網によって無効資料を徹底的に調査し、その調査資料を事務所の専門弁理士が無効化の可能性を判断し、可能性がある場合には無効審判請求するため、その請求が認められる可能性が極めて大(成功率大)である。

(4) 侵害訴訟と公知資料調査の有効性

 侵害事件が発生した場合や侵害訴訟を提起された場合に侵害者側は徹底した内外国の調査を早期に実施しなければならないが、サン・グループではネットスがこの調査を受任し調査結果に基づく公知資料を担当弁理士が評価して反論資料や無効資料として有効活用できるため、侵害事件や侵害訴訟の勝訴率が非常に高い。

(5) コスト安のメリット

 本来企業は、調査会社と特許事務所に個別に依頼して行うため、その都度費用が別途発生するが、サン・グループは調査会社と特許事務所の一体化によりグループとして事件を受任できるため、グループ料金として割安になるメリットがありますととともに、業務の一本化による効率化と高質化が可能です。

(6) 知財教育の一貫性

 教育会社パトラが企業ニーズに応じた教育テーマを企画して、ネットス及び特許事務所の人財を企業に適宜適任者を派遣できるため、一貫した知財教育が行える。

以上のとおり、サン・グループは三社から構成されていますが、グループとしての総合力とグループとしてのメリットを企業が得られるよう、さらなる努力を致しますので、本年もよろしくお願いします。

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