SUN GROUP

知財教育・調査・出願・係争など知的財産に関する
あらゆるサービスを戦略的に提供。【大阪・東京】

弁理士藤本昇のコラム

column

ホーム > 弁理士藤本昇のコラム > [コラム]2010年度 サン・グループの知財戦略方針

[コラム]2010年度 サン・グループの知財戦略方針

2010年01月15日

 新年あけましておめでとうございます。

 2010年度の幕開けとなりましたが、本年度も一部の企業を除き、企業の経営環境は厳しい状況下にあります。

 このような企業を知的財産分野において強力にサポートするサン・グループの本年度の知的財産戦略のテーマは、「その企業にそった有益且つ高度な知財戦力を提供し、その企業の発展に貢献すること!」にあります。

 サン・グループ所属の藤本昇特許事務所は本年度創立36年目、株式会社ネットスは22年目、株式会社パトラは19年目に夫々突入しますが、これらの長年の経験と知恵と能力をグループ総合力に化体して、依頼企業のために強力に支援することを年頭所感と致します。

 サン・グループは、企業の人材教育から特許情報の活用による調査資料の提供や情報解析並びに企業のイノベーションの保護と活用を積極的に図り、さらに知財紛争や訴訟等リーガルサービスをグループ全体として提供することにあります。

 特に本年度は、企業の厳しい経済環境の中で企業が成長するための新たな価値業務として下記業務の提供に注力する所存であります。

1.企業ニーズにあった知財戦略の提供

企業も規模や事業内容、人材構成、グローバル化の度合等によって知財業務の重点項目が異なるため、その企業のニーズをヒアリングしてその企業にそった知財戦略を企画、立案、提供致します。

2.発明等知的創造の企業内活性化への貢献

企業にとってその規模等に関係なく共通する最重要テーマは、新たな知的創造の開発であります。目先の利益ではなく、5年後、10年先を見た新創造物の研究、開発が必須不可欠でありますとともに創造物の育成・保護にあります(権利化業務)。しかもその保護戦略の最大テーマは高価値化権利の獲得にあります(内外国)。

3.知財の危機管理対策(侵害等予防対策)への支援強化

企業の経営環境が厳しい時程、国内外において他人の特許権等を侵害しないための予防対策が企業にとって最重要対策であります。
そのためには事前の障害特許等を高精度且つ正確に調査することにあります。
さらに企業内の営業秘密の漏洩防止対策も重要テーマであります。

4.グローバル化対策(海外知財戦略)への支援強化

企業のグローバル化によって事業活動が益々国際化する中で、海外での模倣防止対策と海外での権利化のための有効な戦略を構築することにあります。

5.知的人材の育成とその支援強化

企業のグローバル化と知的財産戦略の重要度が高まる中で、今後必要な人材は知恵者の育成であり、人材は数ではなく質にあります。

 本年度もサン・グループは、企業のための知財戦略として上記5大テーマを企業の重要課題として強力に支援する方針を年頭に発表する次第ですので、本年度もよろしくお願いします。

判例紹介
SUN・GROUPホールディングス株式会社
〒542-0081
大阪市中央区南船場1丁目15-14号
堺筋稲畑ビル2F (総合受付5F)