SUN GROUP

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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]SUN・GROUPホールディングス(株)設立とその戦略

2015年08月31日

1.本年6月1日 新会社設立

 サン・グループは、その中核である藤本昇特許事務所と(株)ネットス及び(株)パトラの三社からなる知的財産専門のプロ集団であり、本年設立41年目に突入しております。

 現在の企業環境の大きな変化や知財環境の変化、さらには知財に関する企業の多様なニーズ等に対応、強化するためにグループの組織力と総合力並びに各人の個人力を大きくステップアップすることを主眼として、サン・グループを本年6月1日から、SUN・GROUPホールディングス株式会社として設立しました。

2.新会社の機能

 新会社は、グループ企業の管理運営を統括するのみならず、企業が重視する事務管理を統轄して管理システムや管理業務を充実させることによって企業に安心と安全を継続的(永久的)に与え高い信頼性を得るべく、新たな事務管理の構築と効率化のUPを図るものである。

3.新会社の総合力と強み

 最近、企業は出願の見直しや事務所の見直し等知財全体の見直しを図っているが、集約するとその目的は経営に寄与する権利化と権利活用による事業への貢献にある。

 このことは正に私が40年前から声を大にして言ってきた通り、「知財は企業ビジネスに役立たないと何の価値もない」ことにやっと気付いたことを如実に示すのである。

 このような企業の知財に対する価値観の変化から最近、私の方に企業から数多く相談があるのは「知財権の活用戦略」や「知財権の価値評価」、さらには「自社の知財に対する総合的なコンサル指導をお願いしたい」等、正に知財の見直しを行っている感がある。

 私共、サン・グループは、以前から知財教育のパトラ、知財情報の調査、分析のネットス、権利化や紛争処理並びに判断業務の事務所の三社一体化による総合力が各企業に強みとして高く評価されていますが、今般、新会社を設立したのを機に該会社が窓口となってコンサル業務を直接受任して企業に密着する戦力の強化に努めます。

4.新会社とグループの傘下企業

 現在、新会社には上記事務所、ネットス、パトラの三社が傘下にありますが、近い将来、国際専門企業や海外の特許・法律事務所等も傘下に置き、グループ力を強化して我が国唯一の知財のプロ集団として大きく且つ国際的にも躍進するものであり、このことによって国内企業のみならず海外企業にも貢献するとともに国内外企業のジョイントベンチャーをも推進し、世界、特に新興国の企業間のネットワークビジネスの強化を図ります。

 正に、SUN・GROUPホールディングスは、国内企業及び海外企業に対する知財のフィルドによって貢献することにより、当SUN・GROUPホールディングスとの取引企業が他企業に比し、知財の充実と企業の躍進が図れることにより優位性とベネフィットを与えるべく差別化が図れるよう努力致します。

判例紹介
SUN・GROUPホールディングス株式会社
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