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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]企業価値の向上と戦略家の必要性(人材が全て)

2024年03月01日

1.はじめに

 2024年も2ヶ月経過、3月は多くの企業にとって最終決算期であるが、本年4月からの新年度に向けて経営計画を企画・立案する時期である。

 現在は、政治・経済・技術・法律(知財)が大きく変化し、変動する、正に時代の変革期・転換期にある。このような時代には、夫々の企業によって重要政策は異なるが、共通する課題は人材である。

 

2.人材

 企業を支える人材は、組織上は別として業務上の観点から大別すると、①経営的センスを有する戦略家、②技術等の専門性を有する専門家、③事務等一般的事務方にある。

 しかるに現在、今後企業価値を向上するには、前記①の戦略家が最重要人材であると考える。そのため戦略家を育成することが企業の直近の課題である。

 

3.戦略家の育成

 私が考える戦略家とは、技術・市場・法律(知財)・国際関係の4要素を横断的に理解して企業価値を向上させるための戦略を考えられる人材、すなわちプロフェッショナルではなくプロモートできるマネジャーである。

 今後益々グローバルに競争が激化する企業間競争において、多角的な思考法に基づき企業価値を向上できる人材は、企業の成長には必要不可欠である。このような人材を育成するためには、その企業のフィールドのみではなく、他の業界や文化人等も含めた多様な人材との人的交流が不可欠であると同時に、多様な人材との交流によって自社の今後のあるべき姿や成長戦略を企画・立案できるものと思う。

 

4.知的人材

 前記戦略家となり得る人材候補としては、知的財産分野で実務経験し、且つ事業や市場、国際関係においても経験あるいは理解できる知的人材がある。知的財産は、単に権利化のみならず自社の技術・デザイン・ブランドを総合的に理解できるフィールドである。

 従って、知的財産分野を経験し、且つ企業の事業や市場、国際関係を理解して独自な成長戦略を考える人材、すなわち戦略家となり得る人材は、知的財産部門には潜在的にいるが、現在はそのような人材は一部の企業を除きいないのみならず育成されていないのが現状である。

 

5.総括とサン・グループの人材経営

 上記のような企業価値の向上に寄与する戦略家(知的人材)の育成は、各企業にとって急務である。企業価値の向上は人材育成が全てである。今後益々企業内人口も高齢化する日本企業にとって、若手の戦略家すなわちAランクの人材育成は必要不可欠であるとともにその人材を育成する企業内環境の整備が急務である。

 サン・グループは、本年度50周年を迎えることができたのもAクラスの人材の育成に成功したからである。さらに今後グループが成長し、依頼企業の知財分野をサポートするために第三世代の若手の弁理士等を採用し育成している。このことは企業の知財分野を継続的にサポートする体制作りにある。

判例紹介
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