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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]コンサル部門の新設(サン・グループ)

2018年03月09日

1.SUN・GROUPホールディングス㈱とコンサル部門の新設

 最近中堅・中小企業から、社内の人材不足や社内業務の多忙化、さらには開発と知財の知識人不足等が原因で、我がサン・グループに開発段階から開発テーマや開発する具体的技術及び製品についての第三者的アドバイスと同時に知財戦略について具体的に指導してほしいとの企業ニーズが増加傾向にあります。

 このような企業ニーズに対応するためにSUN・GROUPホールディングス株式会社内に新たに本年1月よりコンサル部門を新設しスタートさせました。

 

2.コンサル部門の目的

 新設したコンサル部門には、担当役員(ネットスの役員)の他、コンサル部長(特許・開発担当部長)、並びに意匠(デザイン)担当と商標(ブランド)担当を配属して構成しました。

 この部門は、前記のように本来なら企業内で完結すべき製品開発や競合他社情報、市場情報、特許等の知財情報等をその企業に代わってあるいは企業の担当者とともに製品開発から知財戦略並びに製品の販売までの一連の工程に参画して、第三者として有意義なアイデアや情報提供をして売れ筋商品の開発をサポートすることを目的とするものです。

 

3.コンサル部門と人材

①ネットスの役員(コンサル部門役員)

 ネットスが保有する知財情報(特許・意匠)を有効活用して競合他社の動向や開発技術や商品の知財障壁の調査・分析を行うとともに必要に応じてマーケット情報をも入手分析して開発製品の売行き動向をも分析する人材。

②コンサル部長

 コンサル部長は、大手企業の開発や営業経験が豊富で且つ藤本昇特許事務所で特許担当部門長として権利化業務を実践する等、特許実務経験と技術や製品開発にも優れた知見を有する人材。

③意匠担当

 製品開発には、技術的側面と同時にデザイン的側面を検討しなければならず、他者の意匠権を侵害するような製品開発は許されない他、不正競争防止法上の商品形態の模倣等にも熟知していなければならないため、その分野において優れた経験と知見を有する人材。

④商標担当

 製品開発には同時に市場への販売戦略も併せて検討しなければならず、その際製品のネーミングやパッケージデザイン等も併せて検討する必要があるが、その分野で指導的役割を担っている人材。

 

4.今後期待されるコンサル部門 

 本年度よりこの部門は活動を開始しましたが、既に複数社から具体的に依頼があり、開発段階からの指導やアイデア提供及び意見具申並びに情報分析等を行っております。

 今後、中堅・中小企業からの依頼が多くなることが予測されますので、各社如にそのニーズに応じた実績とコンサル例を構築していく予定です。

 よって、貴社にとってコンサルが必要ならばご連絡下さい。

 

判例紹介
SUN・GROUPホールディングス株式会社
〒542-0081
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