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弁理士藤本昇のコラム

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[コラム]サン・グループの海外知財戦略

2016年10月20日

1.実績

 サン・グループの中核である藤本昇特許事務所は、過去42年間で既に65カ国以上に出願実績があり、海外の130事務所と業務提携乃至は業務委託をしております。

 ㈱ネットスは、海外の最新のデータベースを導入し、海外の特許等の調査を日々行っております。

 サン・グループは、各企業のグローバルな事業活動をサポートすべく、ブランド(商標)からデザイン(意匠)、技術(特許)の保護と模倣防止対策を図るべく、各国(特にアセアン諸国や南米等の新興国)に応じた権利保護強化を図っています。一方、海外での企業リスクを事前に回避するため、㈱ネットスは海外での調査網を構築しており、あらゆる国の特許・意匠・商標の調査を可能にし、海外での企業リスクの事前回避を支援しています。

 このように、サン・グループは依頼企業の益々のグローバル化進行に対して知的財産分野でサポートすべく努力しておりますが、グループの海外戦略の特徴は下記点にあります。

2.藤本昇特許事務所の国際部

 当事務所には国内部門とは別に国際部門が存在し、国際部門には海外専門の弁理士の他、中国弁理士も存在する部門であり、海外での権利化業務のみならず、商標権の買い取り交渉事件や審決取消訴訟・侵害訴訟等、国際的なリーガル事件も多く経験しております。

3.海外事務所の選定の重要性

 藤本昇特許事務所は、欧米はむろんアセアン等の新興国において、現地代理人の選定を最重視しています。

 当事務所には毎月アジアや欧米の代理人(弁護士・弁理士)が来所しますが、私共としてはその国において有力で且つ優秀な弁理士であるか否かを十分調査したうえで代理人を選任します。例えば中国の場合、出願の取り扱い件数が年間5000件以上の大事務所もありますが、これが良い事務所とは限りません。事務所規模や出願件数ではなく、重要な判断力や審判・訴訟等において実績があるか否か等を評価して選任します。

 特に新興国の場合、弁理士も少なくどの事務所が良いのか判別が困難な場合もありますが、その事務所の外部の評価度を重視する他、現地事務所を訪問して決定することもあります。

4.海外出張

 サン・グループは毎年、欧米あるいはアジア等の新興国に弁理士等を出張させて現地代理人との交流を図り、法改正動向やデータベース等の最新の特許情報の入手を図っています。

 今年は、9月19日から23日まで中国北京に中谷弁理士、野村弁理士、小山弁理士、展中国弁理士、㈱ネットス代表取締役社長・藤本周一、㈱ネットス取締役・田村の6名が出張してきました。

 今回の出張目的は北京のPIAC特許情報フェアの参加と、北京において中国企業に日本の知財についてセミナーを開催することにありました(講師は中谷弁理士、野村弁理士、㈱ネットス代表取締役社長・藤本周一)。

 今後ともサン・グループは、海外の最新の知財情報を入手するとともに、各企業の海外出願や海外での模倣防止を図り、事業発展に貢献する所存です。

 海外知財について、いつでも御相談下さい。

 

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